用意するもの
- Virtualbox
- MBMのブータブルCD
- インストールするOSのインストールメディア(ISOだと早くて楽)
参考にしたもの
トリプルブートの内容説明。
新マシンにOSをトリプルブートしたかったんだけども、いきなり実マシンにインストールするのはいやだったので、一度仮想マシンにインストールしてみた。今回は実マシンでは2台のHDDにそれぞれ、WindowsXP SP3とWindowx7、Ubuntu10.04をインストールする予定だったので、仮想HDDも2台用意しての実験をテストをしています。
尚、MS WindowsはTechNet サブスクリプションよりダウンロードしたものを使用しています。
事前準備
VirtualBoxの設定をしておく。
とりあえず新規仮想マシン作成ウィザードから
tri-bootという仮想マシン名にしておく。
メモリはとりあえず512MBに。足りなければまた後で足す方向で。
仮想HDDはHDD1は35GB。
仮想メディアマネージャの新規から
HDD2を10GBで作成。
設定のストレージよりHDD2を追加しておく。
HDD2が追加された状態。
mbmのCDイメージを仮想マシンにマウントした状態にする。
そしてマシンを起動。
MBMのインストーラーが起動した状態。これから少なくとも2回は見ることになります。
MBMをインストールした直後。
最初の選択肢のChoose operationには3のInstall boot managerを。
次のDrive number to insall には0を選択しています。
これで仮想HDD1にMBMがインストールされます。
MBMを仮想HDD2にもインストールするために、先ほどとまったく同じ事をしてDrive number to insallには1を選択しています。
以上で事前準備は終了です。
Windows XPのインストール
既にWindowsOSが一つはインストールされているかもしれませんが、ここでは最初のWindows、後から追加するWindowsもインストールのやり方は全く同じで注意点も全く同じです。
Windowsインストール前 に下記の作業をおこなって下さい。
(既にWindowsインストール用基本領域は確保されているとして)
- WindowsのインストールCDでブートする前にHDDからパソコンを起動します。
- MBM画面で今からインストールしたい領域を選んでEnterを押します。
(Invalid system diskとエラーが出力されますが、それでいいんです。)
※上記作業で今からインストールしたい領域がアクティブになります。
アクティブな基本領域はWindowsやWindowsのインストーラにC:ドライブと認識されます。(たとえ3番目とか4番目の基本領域であっても)上記作業後、マシンをリセットしてWindowsのインストールを開始して下さい。
とwikiにもあるように必ずこの作業をしてからwindowsのインストールを始めてください。
お馴染みのWindowsXPのインストーラー画面です。
この辺はいつもどおりに行ってください。
とりあえずCドライブ用に10GB確保しました。
あとはそのままインストールです。
インストール後5GBをDドライブ用に確保した画面です。
XPをインストールしたらMBRにNTLDRというのがインストールされてしまっているので、MBMをもう一度インストールしてあげるとこの画面になります。とりあえずわかりやすさの為に名前を変更してあります。※がついているDOS領域があると思いますが、これはWindows7用に確保した領域です。上にあるとおり、インストールしたい領域をアクティブにしてあります。
Windows 7インストール。
7のインストーラー。いつの間にかWindowsのインストーラーってGUIになっててビックリ。
新規インストールを選択。
ディスク0パーティション3を選択する
あとはそのままインストール。
インストールした後。Dドライブ用に10G確保した。
これでとりあえずWindowsXPのCドライブ10G Dドライブ5G、Windows7のCドライブ10G Dドライブ10Gという環境が出来上がった。
そして、もう一度MBMをインストールしておきましょう。
Ubuntu 10.04インストール
最後にUbuntuのインストール。ただ、Ubuntuのインストーラーにはバグがあるので、必ずUbuntuを試すからインストールしないと、MBMを用いたトリプルブートに対応できません。
前述通り“試す”を選んでください。
Gpartedでパーティションを区切る。未割り当ての1GはSWAP領域に使用。
そのあとubuntu10.04をインストール。ディスクの準備の画面で必ず“手動でパーティションを設定する”を選択。
今回の場合は仮想HDD2にインストールするため、/dev/sdb1に/を割り当てる。/dev/sdb5にはswapを割り当ててます。
この画面になったら“拡張”を押してMBRの設定をいじります。Grubを/dev/sdb1にインストールするようにしましょう。
ubuntuのインストーラーはここにバグがあって、インストーラーでパーティションを切った場合には、ここでGrubのインストール場所を変更することはできません。
インストール後のMBMはこんな感じです。
名前などを整理したらこんな感じす。すっきりしましたね。
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